2月14日(土)、水俣市の文化会館で生協くまもと家庭会主催による講演会を実施し、600名の組合員にご来場いただきました。
この講演会は、急加速する高齢化社会の中で、生協が社会的役割を果たすことを目的に、水俣市、津奈木町、コープ共済連から後援のご協力をいただき、開催することが出来ました。
今回、講師にくらしとお金のコンサルタントとして活動されている髙橋佳良子(かよこ)先生をお招きし、「心が軽くなるエンディングノートの活用法」という演題で講演いただきました。
講演の中で髙橋先生は、エンディングノートを書くと「『これまでの自分』『今の自分』『これからの自分』を知ることが出来るので、本当の自分が見えてくる、終活を通して新しい自分に会い、自分らしく生き生きとした人生を過ごして行きましょう」と話されました。またエンディングノートを書いておくと、①何かあったときに慌てなくて済む②事前に話をしっかりしておくことで、後悔が少なくて済むとのこと。元気なうちに、前向きな考えが出来るうちにどうして欲しいかを決めておけば不安が減り、心が楽になる、死を考えることは生を考えること、と来場者に語りかけると多くの方がうなずいておられました。
その他にも、葬儀の平均費用やお墓事情、財産状況の把握に関することなど、気になるけど日頃はなかなか話題にしにくいことも取り上げられ、最後まで充実した内容でした。
講演会終了後は、ロビーで「マイエンディングノート」の販売を行い、たくさんの方が購入され、先生のお話が来場者の「やる気スイッチ」を押したことが分かりました。
先生の体験を交えたお話にどんどん引き込まれていき、終了時間まであっという間の講演会となりました。
ご来場いただいた方からのアンケートより
- エンディングノートがあると残された家族も助かることが分かった。さっそく少しずつ書いていきたい。
- 先生の体験談を交えてのお話でとてもわかりやすかった。またこんな講演があれば是非来たい。
- とても良い話で参考になりました。これからの人生を楽しくするために、夫婦で1日1日を大切にしたいと思います。
- 先日祖父を亡くしたばかりで、葬儀や事後手続きなど本当に大変だったので、このセミナーをきっかけに前もって準備をしていこうと思います。
- ヤル気スイッチがONになりました。