東日本大震災の発生から5年。未だ復興・再生への道のりの途中にある被災地ですが、とりわけ福島県は放射能の影響で日常生活にまで様々な支障が残っています。
「コヨットinくまもと」は、子どもたちの被ばく積算量を心配する保護者の気持ちに応えるため、放射能の心配のない熊本で思いっきり外遊びをしてもらおうという企画です。昨年から準備を重ねこの日を迎えることとなりました。
福島から飛行機を乗り継ぎ、会場の県立あしきた青少年の家についた11人の子どもたちは、疲れた様子もなく熊本の子どもたちと打ち解け、一緒にスポーツをしたり甘夏収穫体験をしたり。「熊本は桜が咲いていてびっくり」、「普段は海を見ないところにいるから嬉しい」、「甘夏のいい香りがする」などと話し、熊本での時間を楽しんでいるようでした。