生協くまもとでは、9月1日(日)午前9時30分~14時まで、防災の日に合わせて標題のイベントをコープ春日(熊本市西区)の店頭及び店内で開催。約2,500名の方にご来場頂きました(主催者発表)。
このイベントは、生協くまもとSDGs行動宣言に基づき「安心してくらせる地域の基地づくり」(略称:春日プラン)の内容を広く組合員と地域にお知らせし、実感していただくために開催したものです。
会場には、災害時に簡易トイレとして使用できる「マンホールトイレ」3基や、通常はベンチとして使用でき、座面を外せばかまどにもなる「かまどベンチ」、生活用水の確保に役立つ「防災井戸」などが設置されています。
当日は朝からあいにくのお天気でしたが、雨の中多くの人が列を作り、急遽開始時間を繰り上げる対応を行いました。来場された方々は各防災設備や機能の説明を真剣に聞かれ、使い方についても詳しく尋ねられました。防災井戸では、実際にポンプを動かして見る親子の姿が見られ「意外に重いね」など感想を言われていました。防災設備の他にも、熊本西消防署のご協力でけむり体験(けむりに見立てた水蒸気を充満させ、視界の悪くなったテントの中をくぐりぬけるもの)を実施。テントから出てきた子ども達は「なんも見えんかった!」「怖かった」と興奮気味。一緒に入ったお母さんは「子ども達にいい体験をさせることができました」と言われていました。その隣では消防服の着装体験も行われ、特別に作られたミニサイズの消防服とヘルメットを身につけ、嬉しそうに写真に納まる子ども達の姿も見られました。
店内では熊本地域発商品のひとつである「くまさん餃子」や火を使わずにできる防災食の試食に多くの人が列を作り、その味を確かめたり作り方を聞いたりされていました。その他にも子ども食堂や、コープのお弁当宅配の紹介、復興支援商品の販売、アクアクララの試飲会なども開催し多くの方に楽しんでいただきました。