生協くまもと101回目の創立記念日となる11月5日(金)、熊本ホテルキャッスル キャッスルホールにおいて「創立100周年記念式典・記念講演会」を開催しました。
本来であれば昨年開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大を受け1年延期としていました。
式場には、行政、お取引先、全国の生協などから171人の方々が集い、また47人の方がWEB視聴で参加されました。
式典では、まず100年の歴史を振り返るDVDが過去と現在の映像を交えながら上映されました。続いて舞踊団 花童が生協くまもと100周年を祝う演舞を披露し、式典に華を添えました。
オープニング後、演台に立った嶋田理事長は100年の歴史を振り返り「ここに至るまで、いくつもの危機があった。その度に役職員が一致団結して難局を乗り越え、生協を守り抜いてきた。その信念と行動力に尊敬の念を抱いている。昨年からのコロナウイルス感染症など様々な課題と直面する今こそ、先人たちのあゆみに想いを引き継ぎ、諸課題にきちんと向き合い、生協の原点を忘れることなく、組合員と地域の願いに応える事業と活動を展開していきたい」と主催者挨拶をおこないました。
来賓にも多数ご臨席賜り、熊本県知事 蒲島郁夫様、熊本県農業協同組合中央会会長 宮本隆幸様、熊本県議会議員 吉永和世様、水俣市市長 髙岡利治様、日本生活協同組合連合会会長 土屋敏夫様より祝辞を頂戴しました。
来賓祝辞後は記念講演が行われ、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の岸博幸氏より「コロナ後の日本経済におけるSDGs貢献の意義と必要性」と題して講演をいただきました。
最後に生協くまもと中野常任理事より「100年の節目に先人たちの想いや志を受け継ぎ、新たな歴史の担い手にバトンを引き継ぐ使命感を改めて感じた。社会の変化を見極め『たすけあう・つながる』生協の力を発揮し、今後も地域にとって頼もしい生協でありたい」と閉会の挨拶を行い式典はお開きとなりました。