日時:2018年4月13日(金) 10:00~
場所:ザ・ニューホテル熊本(3F鳳凰東)
参加者:42名
熊本地震前震の発生から明日で2年となる4月13日、熊本市西区のザ・ニューホテル熊本において「コープサポーター交流会~あれから2年~」を開催しました。
この会は、こーぷ喫茶の運営や健康チェック活動にボランティアで参加されているコープサポーターの方を対象に、これまでの活動を振り返り、今後の取り組みの共有と交流の場、また皆さんの日頃の労をねぎらう事を目的に昨年より開催しています。
会の冒頭ステージに立った吉永理事長は、「2016年の9月8日に始めたこーぷ喫茶は皆さんのお陰で98回を数えるまでになった。2017年度末で支援活動に携わった人の数は11,500人にのぼる。生協くまもとは、熊本から最後の仮設団地が無くなる日まで被災者に寄り添った支援を続けていく。今後も皆さんのご協力をお願いしたい」と挨拶を行いました。
次にアイスブレーキングで、みんなで福島弁の解説入りラジオ体操を行い、体をほぐしグループワークに入りました。
グループワークでは、①自己紹介②今年度の支援活動目標をたてる③グループごとで手遊び・歌遊び研修、の3点を行いました。このうち②と③はステージ上での発表が待っていることもあり各テープルでは熱のこもった話し合いと練習が行われました。
各グループより発表されたの今年度の支援活動目標は…
塚原仮設団地グループ…「たくさんの方にいろんな方に」
安永仮設団地グループ…「声かけて笑顔で広がる支援の輪」
小池島田仮設団地グループ…「共に楽しみホッとできる場所づくりを目指す」
赤井仮設団地グループ…「来て良かったと思える笑いのある場所づくり」「これからもつながっていけるよう絆を深める」
広崎仮設団地グループ…「よりそう」
でした。
さらに手遊び・歌遊びを行うと、みんな一緒に体を動かしたり歌ったりと、会場はどんどん盛り上がり、笑い声と笑顔の絶えない時間となりました。
その後、こーぷ喫茶の参加者者に行ったインタビューの模様が会場で流され、利用者の「こーぷ喫茶がある日はカレンダーに印をつけてるの」「お茶もお菓子もいらない。月1じゃなくて週1で来て欲しい」などの声に、これまでの自分達の活動を振り返り、熊本地震からの日々を思い返しておられるようでした。
最後に、中野組合員理事から「被災者を取り巻く状況は日々変わり続けるが、私達は変わらず被災者に寄り添い続けたい。サポーター同士の心の繋がりを大切にし、これからも協力しながら頑張っていきましょう」と閉会の挨拶を行いました。
熊本地震から2年が経ちますが、暮らしの再建はまだまだ道半ばです。生協くまもとは、熊本から仮設住宅が無くなる最後の日まで被災者に寄り添った支援を続けていきます。