8月7日(金)生協くまもと職員9名で、芦北・津奈木地区へ豪雨のボランティア活動に伺いました。生協くまもととして芦北・津奈木地区に作業ボランティアへ派遣するのは、雨天で中止になった回を除き今回で3グループ目となります。
今回作業ボランティアに訪れたお宅は、床下の土砂を掻き出す作業については完了していたので、湿った畳を外に出して乾かす作業、畳下の床板を全て剥がして洗浄する作業、そこから部屋を元の状態へ復元する作業などを行いました。
「畳を日の当たるところに運んで乾かす」という作業にしても、一見簡単な様に思えますが、畳1枚1枚がずっしりと重く、室内から日の当たるところへ運ぶだけでも一苦労です。私たちは9名で作業を行ったので短時間で作業を終える事が出来ましたが、この作業をご自宅の方だけでするには、大変な労力と時間がかかる事が想像されました。
今回の場合は床板を洗浄した後に、乾かすという工程もあったので、時間内でどこまで作業を行えるか不安でしたが、何とか時間内に豪雨前の部屋の状態まで戻すことが出来ました。
作業後にはボランティア依頼主の方から「自分だけの力では、どうにもできなかった。本当に来てもらって助かった。」という言葉をいただきました。
水害のボランティア活動というと、何となく泥だし作業を想像していたのですが、実際は泥だし作業が終わった後にも、しなければならない作業は大量にあるという事を実感しました。私たちが作業のお手伝いに伺う事で、少しでも被災された方の負担を減らすことが出来たならばうれしいです。