2月23日(月)、くまもと県民交流館パレアの第1会議室においてくらしの見直し講演会が行われました。講師はファイナンシャルプランナーとして15,000世帯以上から相談を受け、多くの家計を見てこられた藤川先生です。会場を訪れた75名の参加者に、具体的な数字や相談例を交えながら丁寧に分かり易く話をされました。
講演会の中で先生はお金が貯まる家計の方程式を紹介されました。その方程式とは…
収入-将来のための貯蓄-固定費=やりくり費
というもの。固定費とは、住居費、住宅ローン、駐車場代、自動車関連費、保険料、水道光熱費、通信費、その他ローン、などのこと。この固定費は見直すのは難しくても、一度やると大きな効果が期待できると言われました。ただ、大切なのはここからです。「収入から貯蓄を先取りすることが大切、固定費を削減することが大切、そんなこと知っている人はたくさんいる、でも実行している人は少ない」、と耳の痛いご指摘がありました。さらに続けて「しあわせ家計を実現する上で一番の敵は自分です。自分をどうコントロールできるかです」との言葉があり、会場では思わずうなずく参加者の姿も。また「足るを知る」ことがしあわせ家計への近道、多くを求めず心の充足に重点を置くことの大切さも話されました。講演の間、何度もうなずき、笑い、考え、反省し、でも最後には「よし、やってみよう!」という前向きな気持ちになれた講演会でした。
- アンケートより(一部抜粋)
・今までなんとなく家計簿を付けていたけれども、もっと未来を見て、考えていかなければと感じました。
・分かっているのに出来ない!まさに今日の内容が私の家計の問題でした。「一番の敵は自分」この言葉を胸に頑張ります!