8月5日、6日コープ春日で初めての「平和のつどい」を開催しました。
『原爆と人間展』の写真パネル展示をメインに戦争に関する絵本や写真集やDVD、戦時食の試食体験(少ないお米にかぼちゃと塩だけのスープのようなおかゆ、ゆでただけのとうもろこしとかぼちゃ)などを準備しました。お店に買い物に来られたついでに覗いていけるようなオープンスペースにしました。
チラシを見て来られた方は、「戦時食の試食を孫に食べさせたくて来ました。」や試食をされた方は「自分たちのときは、とうもろこしはつぶして粉にして団子のようなものを食べていた。あの頃は衛生状態も良くなかったのでいつもお腹をこわしていたような気がします。」「これがあの時代はご馳走だったのよね。」と涙される方、「かぼちゃもとうもろこしもこんなに甘いものではなかったよね。」と今の野菜のおいしさを感じる方もいらっしゃいました。
時間をかけてゆっくりとパネルや絵本、DVDを観ていかれる方もいらっしゃいました。パネルを見て「胸が締め付けられる思いがしました。」「二度と戦争はしてほしくないですね。子供たちにこんな思いはさせたくない。」「議員さんたちにこれを見てもらいたいくらいだ・・・。こんなこと二度とあってはいけない。」などとおっしゃって帰る方もいました。平和のつどいを開催してみて、私たちも改めて今がどんなに平和なのか、こんな残酷なことを二度とおこしてはいけないと感じ、戦争を生き抜いた方の声を聞く良い機会になりました。